進化しつづける電子カルテ 

        

2007/9 レセ電本請求をはじめています
2006/12 患者用携帯電話出力サービスCandyをとりあえずスタートしました 
2006/12 携帯電話参照プログラムMerody始動
2005/1ダイナミクスVer16リリース
2004/6 全国大会開催、ユーザー1000jに
2004/3月下旬 やっと所見入力がスムーズに
2004/3「ダイナミクスのめざすもの」発刊
2003/9電子カルテ「ダイナミスク」はシェアー第2位
2003/7ダイナちゃん導入記

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レセプト電算化 本請求をはじめています

ダイナミクスはこれまで電算化に対応しておりませんでしたが、昨年末からの吉原先生や日立フソフテックの多大な労力をかけていただき、そして何よりダイナミクス人柱計画(あまり好きな表現ではありませんが)で先陣をきってオンラインまで挑戦していただいた先生がたに感謝しつつ、六甲道診療所でも、2回の確認試験をうけて、2007年秋から 本請求をつづけています

数ヶ月の労力はあったとしても、これにかかった費用は 0円ということでしょうか さらにこれからレセプトチェックをより効率的にすませたいものです。

このレセ電にかけてきた準備にくらべると、オンライン請求は簡単らしいですが、まあもうすこし様子を試ながらということでしょうか

〜 自分と家族のカルテが携帯電話にもらえます 〜

 Merodyは 医師がもつ携帯に患者情報を収納参照するシステムですが、このCandyは患者さん自身の携帯電話にご自身のデータを診療所の電子カルテパソコンから 赤外線を使って送信して送り込み、患者さん自身が操作して、参照活用していただくシステムです。

ただし、携帯電話は Docomo 限定で Mova, Foma に限られています。簡単な操作ですが、@モードで プログラムをダウンロードしていただかないといけません。操作方法については ここをクリックしてくださいね→→Candyの操作法

携帯一台で 5人分のデータが入るようにもできます。ご家族分が必要でしたら、Candy2,3,4,5をダウンロードしてください

実際のカルテ情報の転送は診察時に申し出ください。診察室で携帯電話に送信します これから風邪で忙しいときにできるか不安ですが、、、、

携帯電話で安全に電子カルテ情報を参照できるようになりました

「merody」は、携帯電話にて安全に電子カルテを参照するためのソリューションを提供します。

電子カルテデータを携帯電話の内部メモリーに保持するため、停電時や災害時などでも電子カルテの 参照が可能となります。

merody」は、ダイナミクスに記録されている患者カルテデータを独自形式ファイルとして抽出・出力する「医師用カルテ情報出力プログラム」と、出力したデータをmerodyフォーマットに変換し暗号化する「MakeDBプログラム」、そしてそのmerody用に変換されたデータを携帯電話端末の内部メモリーにコピーしたものを参照するiアプリ「merodyプログラム」より構成されています。

MakeDBプログラム」より生成された暗号鍵ファイル(KEY GIF)とDBファイル(DB GIF)はminiSDを介し携帯電話の内部メモリーに転送し、merodyで患者データとして参照することができます

MakeDBプログラム」より生成された暗号鍵ファイル(KEY GIF)とDBファイル(DB GIF)を携帯電話の内部メモリーに転送し、merodyで患者データとして参照することができます。

以下はそのサンプル画面です

ダイナミクスバージョン16になりました

 バージョンアップの特徴は各種ウインドウの連動と位置記憶が中心でした。特に診察では「要約」というフォームを常時表示させておいて、各患者さんの疾患のまとめを患者さんにもみえる形で表示させることができます。また、この「要約」を利用して、患者さんに病状の説明した記録を印刷してお渡しするようにしています。患者さんへの情報提供という意味では、慢性疾患の患者さんには「私のカルテ」をお渡しして、検査結果やその評価に関して記入してきましたが、より広く病状説明にこの「要約」フォームを活用していきたいと考えております。
 診察室にはモニターが2画面ありますが、さらに大きなもの(UXGA)に買い換えて、フォームの常時表示の能力をアップさせて、一覧性と能率アップをはかりました。

ユーザー数が1000をこえました

 6月にダイナミクスの全国大会が広島で開催されました。全国から100人近いユーザが集まり、にぎやかに交流しました。2日目は広島の先進的な先生方の医院見学があったのですが、診療所のバスツアーの日と重なり、朝一の新幹線で神戸にもどらないといけなかったので、参加できなず残念でした。
 ダイナミクスのユーザーもこの大会後に1000の大台にのりました。兵庫県もユーザーの多い地区ですが、この灘区でも5件(?)ほどおられます。兵庫県内のメーリングリストも稼動し始めています。診療支援ソフトのRS_Baseと同様、まだまだ使いこなせていない機能がたくさんありますが、今後患者さんへのカルテ開示の取り組みをこの電子カルテでどう実現していくかが、課題です。

やっと所見入力がスムーズになってきた

「電子カルテになると、患者さんの方を向かなくなる」というお話は少なくありませんが、紙カルテでも紙に字を書いているときには患者さんの方はむいていないのですが、なぜかこのようにいわれます。六甲道診療所の診察室は右に診察医、左に患者さんという配置で、モニターは2画面表示で患者さん側のモニターには検査一覧、医師側のモニターにはダイナの画面となっています。といいましても、ちょうど間に2画面があるので、両者ともみれるようにはなっています。そして、テーブルにはキーボードがあります。これまで、薬入力などはほとんどマウスでできますので、患者さん向きで可能でしたが、所見入力はキーボードがほとんどでした。ただ、この冬のようにインフルエンザなど、忙しくなると、ほとんど所見入力が診察終了後となっています。

 

ダイナミクスのめざすもの  創刊

ソフトウエアーの提供方法にはエンタープライズ型とウエブ型の2種類があり、前者は従来からの、提供する側が全責任をもつ一方通行型。不具合が発生するとサポートが必要で、そのための要員が必要。トラブルの発生防止のためにプログラムも保守的になる。後者は、提供する側とユーザが文字通り、クモの巣のように直接連携して、情報交換をし、ついこなしや改良を行こなう形態で、ユーザーに前向きの努力と一定の責任が求められます。リスクも全員で共有することにもなります。
 その草創期のお話や全国でのユーザーの体験談などが掲載されています。この、このダイナミクス叢書は全国の書店で購入可能です。まあ、電子カルテによほどご興味のある方でないと購入されることはないでしょうが、10冊まとめて研究会に発注すると研究会の会員であれば安くなりますので、六甲道診療所までお知らせください。でもいませんよね・・・

 

電子カルテ Dynamics はシェアー第2位 

電子カルテの診療所部門全国シェアー1位BMLのメディカルステーション、今年も2位に甘んじているいるダイナミクスですが、吉原先生の志と 自由な雰囲気のユーザーによって作り上げあられ、日立ソフテックの血の通ったサポートで、宣伝費用0円ながら毎日のようにメーリングリスト参加者が追加されています。最近当院の近くで新規開業された先生方もダイナでスタートされており、前の八幡通はダイナ通りとでもいえる普及状況です。

 

ダイナちゃん導入記

画像ファイリングソフトRS_Baseと同時にめぐりあえたのがダイナミクス(以下ダイナ)でした。

2002年暮れに試用版(無料)を手にいれ、3ヶ月の試用期間後、2003年3月に本契約。といいましても、これで失敗しても大損にはならない(パソコン1台分の程度)お値段ですが。

送られてきた分厚いマニュアルを見ながら、インストールし、ハードの設定などとくにパソコンの素人でもなんとかなりました。幸い、画像ファイリングソフトのRS_Baseでもそうですが、WINDOWS2000(XPも同じですが)でのLANやユーザ設定には多少のスキルがいります。また、マイクロソフトのACCESSに関しては、当院の予約システムを作るときにある程度の勉強はしたつもりなので、あまり違和感がありませんでした。ですから、他のレセコンと違って内部構造がわかって、ちょっとした細工(カスタマイズ)も簡単にできるということなです。まあ、最初はそのようなことに手がまわるわけではありませんが、、、

そして、4月からこれまで使ってきた富士通のレセコン内にある患者情報のコンバートという作業が待ち構えていました。これもダイナのサポートしていただいている日立ソフテック様に頼めば格安でしていただけたのですが、ついつい手を出しはじめ、やや苦戦しましたが、ACCESSのクエリーの機能を”駆使”(大したことでもないでしょうが、)して、12000名の患者さんの住所、生年月日、保険情報、公費情報などを5月末に完成させることができました。

一方、ハード面ですが、まずはWINDOWS2000をベースにパソコンをそろえました。診察室の各1台、受付方面に2台、事務室に1台、、、とそろえ、中待ち合いでの看護部でのオリエンテーションをしていると「中待ち合いにも2台ほしいです、、、先生!」をせがまれ、1台はノートにして、、、、さらに、受付の1台は予約コンピュータとして稼動していましたが、これも、ダイナが稼動できるようにとすると、、、、WINDOWS2000ProだけでのLANの上限といえる10台に余裕があと1台程度になってしまいました。あとは処置室におくぐらいでしょうか。パソコンは安くてもスペックは最高のEPSON DIRECTでそろえたので、費用はメディカルステーションの10分の1程度ののお値段で、診療所のどこでもカルテがみれる環境になりました。

そして、このネットワークを6月にはインターネットと切り離し、インターネットできるパソコンは患者情報など大事なデータの入っていない3台のみとしました。
診察室にはダイナと画像ファイリングソフトのRS_Baseが連動して動く、Dualモニターとインターネットのできるパソコンのモニターが所狭しと並んでいます。

そして、7月となりついにダイナでの診療がはじまりました。同時に医薬分業も開始し、処方箋発行が始まりました。処方箋はこのような書式でいいのか・・・飲み方や外用薬の使用法についてはこまごまと調整が必要でした。マスターの変更を繰り返し、完成度の高いものを目指しています。処方箋や領収書などは、これまで使っていたレセコン付属の富士通のレーザープリンターを流用。(これは後に不機嫌となり、EPSONに買い替え)レイアウトや記載内容の変更などは、ACCESSのデザインビューでどのようにでも、変更可能なのがいいですね。

院内調剤にこだわっていた私としては「カルテ情報」の共有が失われるこの「処方箋」というものを活用していくしかありません。前回と同様の処方をするときには紙カルテよりははるかに簡単です。新規入力となると、まだまだ修行が必要ですが、なんとか患者さんが目の前におられる間に、「○○が5日分ですね」「シップを両肩に貼ってください」とおしゃべりしながらマウスでクリックしながらの入力ができるようになりました。そして、初めてで、どのような目的かがわかりにくいような薬の場合は「コメント」をつける余裕もでてきました。また、量の変更や種類の変更などもコメントを記載して、間違いではなく意図的なものである旨を処方箋に記載するようにしています。全員というわけではありませんが、、、、

今後は所見欄の充実が必要です。なかなか病歴や所見を同時進行では記載できず、診療終了後にまわさなくてはいけません。