木工のページ

からくりおもちゃ教室 組み木教室
  木工事始

2005年ー2006年 からくりおもちゃ教室

2006番外編  おもちゃの兵隊 

2006年は連続教室ではなく単発で 7月8−9日の2日間にわたって、これまでより手の込んだ作品をつくってきました。部品の数は100は超えます。 

下の台についているプーリーの上側を回すと、馬の脚、頭、尾が同時に動くとともに、おもちゃの兵隊の体が上下するというもの。また、下のプーリーが回転して、オルゴールが鳴ります。今回の曲は「エーデルワイス」でした。

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現代玩具博物館10周年を記念して、からくりおもちゃの世界では有名な館長 西田明夫さんのおもちゃ教室が はじまりました。これから、年末まで基本的に第2土曜日が定例の教室になりますので、土曜日の診察は岸先生や鳴海先生になります。よろしくお願いします。

次回は9月10日、そして、10月8日とつづきます。そして、8回シリーズの最終回の11月には受講生のオリジナル作品をつくることになりますが、いまそのオリジナル作品のアイデアを考え、動く仕組みを考え、設計図を書くところまでが次回までの宿題となっているのです・・・・

 

第5回 The Bakery in the Forest (森のパン屋さん) 8月20日

これは、キツネか犬か? 顔の形でなんとでもなりそうですが、今回のクランクの回転をキツネの胴の動きにかえて、パンをこねる動作を表現。さらに、台の中に入れ込んだオルゴールの回転にも伝えています。この二つのプーリー(回転する円盤)をつなげているのは、最初輪ゴムのようなものかとおもっておりましたが、スプリングコイルという、金属製の小さなバネ。2つの太さのコイルがあって、太い方のバネをちょうどいい長さにきって、その太いサイズのコイルの内径にちょうどあった外径の細い方のコイルをねじりながら中にねじりこみ、太いコイルを輪にするという技法です(この説明でわかりました?)

 

 

第4回 Hound Dog   7月9日

動物が走る姿を、優雅に、そして、一つのクランクの回転だけで表現したものです。回転運動を上下運動にかえて、胴体に伝えることで、前脚、後ろ脚、そして頭が連携して動きます。肘、膝、顎につながっている軸の位置と長さを微妙に調節することで、走りの速さがかわるようにみえます。軸のとりつけ位置を1−2mm大体に近づけるだけで、脚の動きが大きくなり、「もっと速く走らせたい」ということもできます。

 

第3回 STRONG NOSE   6月11日

 

 実はこのやじろべえは六甲山のオルゴール館「ホール・オブ・ホールズ」の売店にキットが2000円ぐらいで販売されていたので、買ってつくたことはあるので、仕組みはある程度理解はしていたのですが、今回はキットよりも、一つ一つの部品からつくっていかないといけないので倍以上の時間がかかります。今回から参加された方もまじって、それぞれに微妙にバランスの違う作品ができて、ちょっと脚の角度、首の長さ、体の軸と両手の軸の角度、錘の長さなどで動きがかわってくるところがまたおもしろい。

今回はオルゴールの土台を作る際にルーターをつかいました。ルーターを使うのは初めてではなかったのですが、テーブルにきちんと固定して、どちらの面から削り取るか、そして正確できれいな面取りが大事なので、さっそく自宅にあるルータを固定するテーブルをつくろうとおもいました。
 ちなみに、第1回目に紹介した真円をつくるのにも活躍した「ベルトサンダー」は先日かってしまいましたあ〜〜 *診療所着払いで工具がときどき配達されるので、診療所の職員もあきれているかな?

今回もおみやげが2品、一つはたくさんの種類の木材の説明とそれに対応した木端のサンプルがひとつ。そして、前回から話題になっていた丸棒の中心をだす道具。「なるほど・・・」とうなってしまう一品でした。

西田さんは傍らでまた一工夫された、STRONG NOSEをつくっておられました。そして、先月製作案を紹介されてていた「ベートーベンの運命を指揮す阪神タイガー」(かってに名前をつけちゃいましたが、)は完成しておりました。なんともきれいな色使いはこの写真からもわかりますが、ハンドルをまわすと、腕をふり、口を動かすわけですが、その動きが「運命」のリズムになっているというからびっくりです。インターネットで運命の音符をみて、360度で終了するように、八分音符が何度に相当するかと計算し、デザインされた歯車を刻み、その歯車にあわせて腕と口に動きをつたえる仕組みを考えたということで、数倍の驚きでした。すでに次につくるなら曲は「ボレロ」がいいかなという発想がでてきていることにも感心しきり・・・

 

第2回 パンチ&ジュディ

16世紀のイギリスのコメディアン「パンチ」が亭主役、女房役のジュディとが演じる舞台は葉に衣着せぬ喋り、鋭い風刺とギャグで、熱狂的な人気を博しました。この回のからくりおもちゃは 麺棒を持ったジュディが、パンチに殴りかかろうとしているもので、外の箱から製作がはじまりました。毎回、博物館から参加者に実用的で「すてきな」おみやげがあるのですが、2回目は この四角の箱をきちんと接着するための「コーナークランプ」でした。博物館のスタッフの手作りの味が光る一品です。

下は、自宅のマンションの壁をくりぬいて、隙間スペースに、この作品をおいてみたことろです。向こうのドアは子供部屋の入り口ですが、ドアにポストをつけて、子供宛の郵便物をいれるところにしてあります・・・
 注:これらは無傷のマンションの壁に穴をあけたわけではなく、こわれた壁やドアの補修のかわりに細工しただけなのです・・・・

 

第1回 「つなわたり人形」 4月

 

第1回目はつなわたり人形です。魔女がほうきにのって、ひもの上をわたるというもの。綱にかけたプーリー(回転する円盤)が回転して、左右の脚が上下して、自転車をこぐ動作をするというものです

これは、作品をもってかえった日のスナップですが、動画でないので動きはわかりませんね。

このシリーズのおもちゃはすべて「木」でつくられます。木は空気中の湿気をすったり吐いたりしていて、その結果、梅雨時には木は大きく膨張し、空気が乾燥する冬には収縮することになります。正確さを要求される動くおもちゃ「オートマタ」づくりでは、この木の膨張と収縮が一番厄介だといわれています。トラブルのもとなのです。単にこの枠の箱をつくるだけでもそのような性質を知っておかなければなりません。

いろいろ勉強になります・・

つなわたり人形で学んだこと

1.航空ベニヤをつかうこと
 軽くて丈夫ということで、昔イギリスなどでは飛行機のボディにつかわれていたのでこのようによばれますが、軽くて丈夫なおもちゃにも有用です。


2.紐がとおる「プーリー」が一番のポイント
 3枚の円盤を貼りあわせてつくるのですが、中心がぴったりあった「真円」の板をきちんとつくれるかが、綱渡りがうまくいくかどうかを左右します。そのために、いろいろな「治具」をみせていただき、感動ものでした。また、ベルトサンダーという電動工具が活躍することにも眼をうばわれます。

この写真はその「治具」をみているところ。左端にベルトサンダーがみえています

3.着色は下塗り2回
 下塗りしたあとに、きちんと研磨すると大変きれいになる!!塗料の選択、上塗りの仕方などもコツがあるのですね。そして、糸鋸とおなじように、これも経験が必要なことも実感しました

これは、博物館の裏で下塗りした作品を時間がなかったので、乾かしながら、西田館長のお話をきいているところです

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組み木教室

昇り人形  2003年11月23日

毎年恒例となった小黒三郎先生による組み木教室が岡山県東粟倉村の現代玩具博物館で開催されました。来年の干支が申ということで、今年の作品は「羽根突き猿」の昇り人形でした。猿と羽、羽子板を糸鋸で切り取り、猿の両腕、羽、羽子板に穴を開け、色付けして紐を通すと完成。みなさん一度は眼にしたことがあると思いますが、2本の紐を交互に引っ張ると人形が昇っていき、わずかに力を緩めるとスーッと人形が落ち、あとでゆっくり羽子板と羽がついてくるというもので、羽がうまく回り、はねながら落ちてくるところがミソです

小学生も5年生ぐらいで電気ノコを習うので、常連の参加者がいるようです。それぞれに作った作品を並べて、きり方や配色について評価しあいます。

上の帽子をかぶっているのが、小黒先生です。

小黒先生も何度かコスタリカにいかれ、そこでジャングルの動物たちをイメージした組み木を作ってこられました。コスタリカへいくならやはり3月ごろの乾季がいいといわれ、また行ってみたい気になってしまいました。

ゆらゆら人形  2002年11月9日〜10日

泊りがけで、岡山の東粟倉村の現代玩具博物館で小黒三郎先生の組み木教室が開催されたので、参加してきました。当日はなんと季節はずれの大雪で、買いたての新車ハイブリッド・エスティマでいきましたが、チェーンを積み忘れ、ひやひやものでした。9日(土)の10時スタートの予定が、参加予定の方々がこの雪の影響で立ち往生し、午後1時からの開催となりました。2日間かけて、ゆらゆら人形を2セット作るというもので、糸鋸の操作や穴あけ、色つけなど、時間があると思っても、ぎりぎりまでかかりました。

1泊目の夜には参加者数人と博物館のスタッフが参加して、小黒先生が組み木をはじめたいきさつや数々の作品のスライド上映を見せていただいた後、鍋を囲んで楽しいひと時をすごしました。

年の瀬に診察室のパソコンが言う事をきかなくなる事件があり、色々なデータと一緒に組み木教室の写真も消えてなくなりました!!! 同じ参加者のお一人方にメールで写真を送っていただいたのも消えてしまいました。再度送っていただけたらアップします。

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木工事始

なかなか腕もあがりませんが、徐々にはまりつつあるのが木工です。といってもマンション住まいですので本格的なものは限られます。診療所が92年にできるときには患者さんが注射や血液検査をするときの手を置く台を作成。地震にも耐え、今も活躍(?)しています。木工といっても家具などの大物は将来「工房」をもてたら本格的に修行しようと思っていますが、今は小物中心で、電動糸のこで作る小物やおもちゃの創作が楽しみです。診療所の子供用のプレイルームの入り口にかけてある「ととろの時計」は結構人気で(自画自賛)すが、ずいぶん初期の作品ですので粗雑さが目立ちます。その上予防接種にきた子供の集団のおかげで転落して、崩壊してしまいました。丁寧につなぎあわせてかけていますが、そろそろ作り直します。

糸のこでの組み木はU-PLAN の小黒三郎さんの作品でしっかり練習しています。診療所の受付カウンターには小黒さんデザインのその年の干支の組み木を飾っています。組み木の人体パズルを現在考案中。

自宅でなにか作っていると、子供たちから「また診療所にもっていくの?」といわれ、やや顰蹙をかっています。適度に自宅用もつくりながら診療所用もつくって、ほっとできる雰囲気づくりに一役かいたいものです。

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